2024年は、TikTokやInstagramをはじめとした動画・SNSアプリが世界ランキングの上位を占め、スマホの使い方がより「見る」「つながる」方向へと進んだ一年でした。
ダウンロード数ランキングを振り返ると、どのジャンルのアプリが支持されてきたのかがはっきりと見えてきます。
では、その流れを受けて、2025年にはどのようなアプリが伸びていくのでしょうか。
年末年始は、スマホの中身を整理し、新しい使い方を考える人が増える時期でもあります。
この記事では、2024年の世界的なアプリランキングを振り返りながら、そこから読み取れる傾向をもとに、2025年に注目されそうなアプリのジャンルや特徴を予測します。
2024年 世界ダウンロード数 ベストアプリランキング
2024年に世界で最もダウンロードされたアプリの上位10は、以下のとおりです。
| 順位 | アプリ名 | 主な用途 | 2024年ダウンロード数(概算) |
|---|---|---|---|
| 1位 | TikTok | ショート動画 | 約8億2,550万 |
| 2位 | 写真・動画SNS | 約8億1,750万 | |
| 3位 | SNS | 約5億9,790万 | |
| 4位 | WhatsApp Messenger | メッセージ | 約5億6,430万 |
| 5位 | Temu | ショッピング | 約5億1,640万 |
| 6位 | Telegram | メッセージ | 約4億4,780万 |
| 7位 | CapCut | 動画編集 | 約4億1,030万 |
| 8位 | Snapchat | SNS | 約3億3,060万 |
| 9位 | Threads | SNS | 約3億2,680万 |
| 10位 | WhatsApp Business | ビジネス用メッセージ | 約2億9,410万 |
この一覧から、2024年は「動画」「SNS」「メッセージ」「買い物」といったジャンルが、スマホ利用の中心だったことがはっきりと分かります。
ランキングから見える2024年の特徴
まず目立つのは、TikTokとInstagramに代表される動画・SNSアプリの強さです。
短い時間で楽しめるコンテンツが、日常生活に深く根付いていることがうかがえます。
次に、WhatsAppやTelegramなど、メッセージアプリの安定した人気です。
家族や友人との連絡手段として、シンプルで確実なアプリが選ばれ続けています。
さらに注目したいのが、Temuのランクインです。
2024年は、スマホでの買い物がより身近になり、価格重視のショッピングアプリが急速に広まりました。
2024年のベストアプリが示すもの
このランキングは、単なる人気順ではありません。
「すぐ使える」「分かりやすい」「生活の中で役立つ」アプリが、多くの人に選ばれていることを示しています。
年末は、スマホの中を見直す絶好のタイミングです。
2024年のベストアプリを参考に、使っていないアプリを整理し、自分に合ったものだけを残すことで、2025年のスマホ生活はもっと快適になるはずです。
2025年 注目アプリ予測
2024年のベストアプリランキングを見ても、動画・SNS・メッセージなどが人気でしたが、2025年は新しい技術や利用者ニーズの変化によって、これまでとは異なるジャンルのアプリが伸びる可能性があります。
ここでは2025年に注目したいアプリのタイプをいくつか予測します。
1. AIを中核としたアシスタント・生成アプリ
2025年はAIの進化がさらに進み、アプリの中心機能としてAIが使われるケースが増えると予測されています。
AIは個々のユーザーの行動を学び、最適な提案や操作支援を行うなど、利用者体験を大きく変える力を持っています。例えば、テキストだけでなく音声や画像による操作・検索をAIが自然に処理するアプリが増える見込みです。
こうしたAI機能はチャットだけでなく、ニュースやコンテンツのおすすめ、スケジュール管理、生活支援まで幅広い分野で組み込まれるでしょう。
代表例としては、すでにAIアシスタント系アプリが高いダウンロード数を記録する傾向があり、2025年にはさらにAI関連ツールがユーザーに日常的に使われる可能性があります。
2. AR/VRを活用した体験系アプリ
5Gの普及とともに、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を使ったアプリも増えると見込まれています。これらの技術はゲームだけでなく、ショッピング、学習、観光案内、家具配置プレビューなど、さまざまな場面で活用されることが期待されています。
AR技術を用いたアプリでは、スマホのカメラ越しに実際の空間にバーチャル情報を重ねて表示することで、より直感的な体験が可能になります。例えば家具の設置シミュレーションや観光地でのARガイドなどが考えられます。
3. AIによる出会い・マッチングアプリ
これまでの出会い系アプリとは異なり、AIを活用した新しいマッチングアプリも注目されています。AIが利用者の好みや行動パターンを分析し、より精度の高い相性診断や提案を行うことで、単純な「スワイプ」の操作を超えた価値提供が可能になると期待されています。
4. 投資・資産管理アプリ
投資や資産運用への関心が高まる中、初心者でも使いやすい投資アプリや資産管理アプリの需要が高まっています。2025年には、ユーザーが金融商品や暗号資産を簡単に管理できるツールが、既存の大手に加えて新興勢力のアプリとして注目される可能性があります。
5. マイクロドラマ・短編コンテンツアプリ
短い時間で完結するストーリーやコンテンツを配信するアプリも、モバイル先進国を中心に広がりを見せています。例えば短編ドラマを連続視聴できるプラットフォームなど、動画コンテンツを新しい形で楽しめるサービスが成長する兆しがあります。
6. 生活密着型「スーパーアプリ」
複数の機能を一つにまとめた「スーパーアプリ」も2025年に注目されるジャンルです。メッセージ、決済、買い物、配車や予約など、日常のさまざまなサービスを一つのアプリで完結できる仕組みは、ユーザーにとって利便性が高まる方向性として指摘されています。
まとめ
2025年に伸びそうなアプリのポイントは次の通りです。
- AIを活用してユーザー体験を高度化するアプリ
- 5GやAR/VRによる新しい体験アプリ
- 出会いや生活支援など特定の用途でAIを活かすアプリ
- 投資や資産運用をサポートする金融系アプリ
- 短時間コンテンツの提供アプリ
- 多機能を一つにまとめるスーパーアプリ
これらのカテゴリは、技術的な進展と利用者のニーズ変化が重なり合い、2025年に注目される可能性が高いと考えられています。上記の傾向を参考に、次の一年のスマホアプリ動向をチェックしてみてください。


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